こんにちは、マリポ古木です。
マリポの柱とも言える「きくらげ」の収穫が終え、ちょっとだけゆっくりしています。
農業というお仕事は、どうしても農繁期と農閑期と言われる、忙しい時期と、暇な時期があります。
どちらが大切かといえば、もちろん農繁期なのですが、実は農閑期の過ごし方で今後の成長が大きく変わる大切な時期。
マリポは、もっぱら農閑期に新しい商品開発に時間を割いています。
つい先日まで、毎日収穫していた「マコモダケ」。
神が宿ると言われているマコモ。よーくみてみると居ましたね。
それはさておき、成長が早いので、毎日収穫しても、どうしても一定量大きくなりすぎてしまうものや、すごく綺麗なお肌でも、カモに突かれてしまっているものなど、どうしても出てしまいます。
マリポのキーワードに「MOTTAINAI」というものがあります。
日本が生んだ美しい精神でもあり、英語でもそのまま「MOTTAINAI」と表現されます。
これまで、ヤーコン茶などたくさんの「MOTTAINAI」から生まれた商品が生まれましたが、またこのMOTTAINAIマコモからすごいのが出来ました!
「マコモダケのザワークラウト」
正確には、ザワークラウトは、酸っぱいキャベツという意味なので、ザワーマコモですね。
作り方は、同じ。
マコモダケの可食部を刻んで、3%のお塩に漬けるだけ。
あとは、マコモに付いていた乳酸菌で発酵が始まります。
いつもはここでマリポ乳酸菌を入れるのですが、今回はあえてマコモの乳酸菌を生かしました。
発酵させること数日間、あたりには甘酸っぱい香りがしてきました。
ちょっと試食してみると酸っぱい!
成功ですね。
早速、生きた乳酸菌とマコモダケで大デトックス大会です!
これをつまみながらふと閃きました!
料理の出来ない僕ですが、この酸味を生かして、サンラータンみたいなスープができるんじゃないかと。
思い立ったら吉日、試してみました。
まずは、
なんとなく、酸っぱいスープといえばタイ料理的な安易な発想で、畑のパクチーを収穫しに。
そして、加工で余ったレンコンを入れてみよう。
なければ乾燥レンコンでも他の野菜でもよかったのですが。
それに、マコモダケのザワークラウト。
よくわからないから、食べやすいように刻んでみる。
パクチーは根っこが美味しいのでもちろん一緒に刻む。
よくわからず、鍋に投入。
グツグツグツ。
ちょっと味見。
うーん、なんか物足りない笑。
塩を足してみる。
うーん、何かが決定的に足りない笑。
ダシだ。
今更遅いので、ダメ元できくらげパウダー入れてみる。
ちょっと入れすぎて、色が悪い笑。
何かないかと探してたら、醤油麹発見!
入れてみる。
ちょっと美味しくなったので、今回はこれで良しとしよう。
仕上げに追パクチーのせて出来上がり!
肝心のお味は、まだまだ改善の余地ありですが、これはかなりのデトックスの予感。
マコモザワーは噛むたびに乳酸の味が出てクセになる。
今度はもっと美味しいの作るぞ!
というか、マリポの料理長「はち」先生にもっと美味しいの作ってもらいましょう。
ぜひみなさんも作ってみてください。
そして、美味しいの出来たらレシピシェアしてね。
それでは〜