暖かくなりましたね。
いよいよこたつもしまって大丈夫かな。
開けてびっくり、山ほどの脱ぎっぱなしの靴下が出てきた春の日、マリポ古木です。
GWのイベント。
告知も全然追いついてないけど、どんどん進化しているこの感じ。
会場となるフィールドでは毎日誰かがなんか作ってる。
そこには特別なルールはない。
それぞれが好きなように好きなものを作る。
それが次第に調和していく感じが日々感じられる。
出展者も出演者もゆるーく集まってる。
気づけば毎日結構盛りだくさん。
さて、今回ご紹介するのは、以前、出演者さんの先行告知を主催者がシェアするという恥ずかしい感じの告知でしたが、あたらめて「ビエント・インカイコ」というグループをご紹介します。
ビエントはスペイン語で「風」、インカイコは「インカの」という意味です。
その名の通り、南米民族音楽の「フォルクローレ」のグループです。
ラテンの音楽だけに、聞けば体が動き出すような陽気なリズムです。
有名なところでは、「コンドルは飛んでいく」は聞けば、あーとなると思います。
下のリンクは、「ラ・マリポーサ」という曲です。
まさにマリポのテーマソングとも言える曲です。
(※名前が同じだけでなんの関連もありません笑)
このグループ、なんと結成30年だそうです。
ボーカルの絵美さんは後から合流で当時高校2年生。
すごい絆ですね〜
メンバーのほとんどが南米在住経験者。
本場の音楽を聴き、習ってきたかなりのマニアっぷりの方達です。
それぞれの個性も強い笑。
ちょっとだけメンバー紹介。
まずは先に話に出たボーカル絵美さん。
とにかくパワフルな声量はほんと素晴らしい!
今回、近隣への騒音の配慮からPAなしでの依頼にも快く受けてくださいました。
聞けばみんな元気になる、そんな歌声です!
次に、アルパ、ギター担当 浅野さん。
リーダーです!
南米経験も長く、話しているとほんと南米好きなんだなーと感じます笑。
昨年、息子さんと念願のパン屋をオープン。
その名も「Artesano」職人という意味です。
南米(ボリビアかな?)で食べた田舎パンの美味しさが忘れられず、試行錯誤の末やっと見つけた作り方。
通常のパンの常識では考えられない水分量で作るらしく(あれ?これって企業秘密かな?)、そうするとどんな酵母でも同じに発酵すると言う興味深い試験結果など、そんな話も聞かせてもらいたいですね。
当日も、少しパンの販売してくれるかな?
食べたいなー。
あ、演奏の紹介じゃなくなってるけど、当然素晴らしいですよ笑。
次に、チャランゴ、ケーナ、サンポーニャ担当 由章さん。
いやマジでかっこいいです。
いろんな楽器を自在に使いこなして、この方なくては成り立たない存在です。
メンバーみんな優しくて、見たことも触ったこともない楽器に快く触らせてくれます。
そして優しく教えてくれます。
ついでにスペイン語も。
さあ、どんどん行きましょう。
耕作さん。
フォルクローレで使われる打楽器「ボンボ」担当。
フォルクローレってステージにとどまって演奏すると言うよりは、演奏しながら街を練り歩く印象。
ボンゴはこんな大きな楽器でも肩にかけて移動できます。
この衣装に合いますね〜。
そして、最後は、
ケーナ、サンポーニャ担当 つづくさん。
この写真ちょっと怪しい笑。
なんと、この方、アウトドアに長けていて、キャンプ場も経営しておりますが、なんでも作ってしまう器用な方。
みんなでサンポーニャを竹で作っちゃおう!
29日、30日の竹祭りの期間中にゆるーくワークショップやりましょう!
ということで、この期間中本当にたくさんのジャンルの音楽が集まります。
海外旅行に行きそびれたあなた、マリポで世界一周しませんか?
そして、この日、5月5日最終日、夕暮れ時から火を囲んでのジャンルを超えた音楽家たちのセッション。
マリポが目指す「多様性」を音楽という共通言語を通じて体感できたらなぁ。
異なる国の異なるジャンルの音楽、異なる楽器やリズム。
でも、お互がお互いをリスペクトすると一つになれる。
音楽という共通言語を通じて。
平和で楽しい夜で締めくくりたいと思います!
おもいおもいの楽器で、石や竹など自然のものを使って打ち合い、手拍子、口笛、など体を使って、自分の個性を出しつつ、コミュニティーの一員として、そしてみんなが一つになる。
微生物から教えてもらった「多様性こそが強いコミュニティーを作る」を実感したいと思います!
どうぞ一人でも多くの方の参加、お待ちしてます!