ようこそ マリポコミュへ
母体となるマリポーサという団体がこの美しい里山を守りたい気持ちとともに活動を開始したのが2013年。
「人が集まる空間にしていきたい」そんな思いを込めて
マリポは、マリポーサから、コミュはコミュニティのコミュ。
たくさんの人が集まって、創りあげていく空間に。
活動を始めた当初は「地域活性化」とか偉そうに、たくさんの理想を掲げ、やる気満々だったのをいまでも昨日の事のように覚えている。
でも、その理想も実際に住んでみるとあっという間に打ち砕かれた。物事はそう簡単にはうまくいくわけもなく。
でもとにかく、がむしゃらに働いた。
たくさんの挑戦とたくさんの失敗、そしてその中にも少し芽が出たものを大切に育てた。
毎日コツコツと。「継続は力なり」
今やマリポ農園の看板ともなっている「きくらげ」。初年度は全然売れなくて、雨が続いた日は泣きながらコンポストのバケツに捨てたものだ。
その悔しさがあって今がある。
作った野菜が猿や猪に全部食べられていた時期もあった。
悲しくて、悔しくて、争い、傷つけ合い、そして和解した。
一人じゃ到底やりきれないほどのいろんな作業、弱音を漏らすと、たくさんの仲間たちが手伝いにきてくれた。
今のマリポコミュがあるのは当時のそんなたくさんの協力者がいたからだ。
ありがとう。
本当にありがとう。
このマリポコミュというフィールドには本当にたくさんの顔がある。
毎日その表情は変わる。
1秒ごとに変わる。
本当に気持ちの良い美しい空間だ。
ぜひ一度遊びに来て欲しい。
それがこの美しい里山を孫の代まで残していきたいと感じる一助になれば…